テープ起こしで重要なのは、きちんと会話を聞き取れる耳をもつこと。英語テープ起こしの場合は、英語を聞き取れる耳が必要になります。

いくらタイピングが早くても、録音された音声を聞き、正確に聞こえたことを文字に起こさなければまったく意味が無いわけです。

たとえば、英語に関しては、日本語の方言のように、いろんな国や地方、地域によって、話しかたに独特のなまりやクセみたいなものがあります。

ざっくり言って、アメリカ、イギリス、オーストラリア、それぞれで話されている言語は英語ですが、それぞれ微妙にアクセントが違ってきます。

そのため、それらを録音された音声からきちんと会話を聞き分けて、文字起こしをして文章にしていくのは大変な作業になります。

テープ起こしという仕事は、それなりにテクニックやスキルが必要ですが、国家資格のようなものが存在しないので、自分で努力すれば、リライターになることは可能です。

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しかし、テープ起こしを利用するクライアントも、最近では予算の関係で、テープ起こし自体をインハウスでするケースも増えていて、業界は厳しい状況が続いています。

その上、昨今の不況の影響も重なって、フリーのテープリライターはもちろんのこと、どこのテープ起こし業者でも依頼数が減少しています。

そのため、テープ起こし業者によっては、作業料金の割引をはじめ、納期の短縮といったサービスを行いながら、依頼の獲得を目指しているわけです。

テープ起こしとは、講演や会議といった場で録音された人の会話を聴きながら、その内容を文字起こしする(文章に直す)作業をいいます。

また、テープ起こしの作業を、なりわいとして有料で請け負う、テープ起こし業者などの職業もコレに含まれます。

テープ起こしというのは、翻訳家などと違い、仕事には特別の資格は必要としないため、やろうと思えば誰でもできる仕事です。

自宅でも出来る仕事、いわゆる在宅のお仕事ということもあって、女性、特に子供が手を離れた主婦でテープ起こしの仕事をしている方も少なくありません。

ただ、一つの仕事としてテープ起こしという職業をみた場合ですが、コレ1本で生計を立てていくことは容易ではありません。それは何故か?

まず、個人で仕事をしようと思った場合、テープ起こしの仕事自体をどうやって見つけてくるかが一番の問題になります。

例えば、テープ起こしのサイトを作って、お客さんを集めるにしても、ヤフーやグーグルの検索順位で上位表示されないと、テープ起こしの申し込みをもらうことはできません。

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そのため、テープ起こしを職業にしようと思ったら、テープ起こしの会社に登録して、その会社からお仕事を紹介してもらうのが一般的です。

次に、テープ起こしの作業では、正確性とスピード、そしてある程度の一般教養が必要になってきます。起こすスピードがいくら速くても、間違いが多ければ商品になりません。

ですので、テープ起こしの会社などが、仕事をお願いしたい人というのは、それらの条件をクリアできる人に淘汰されます。

また、どんな分野でもいいのですが、専門的な知識を持っている方も有利です。クライアントも様々なので、医学、法律、経済、建築、流通等、知識がある方は特に重宝されます。

特別な資格は必要ないこともあり、テープ起こしは参入障壁は低い業界ですが、収入を得るにはそれなりの要件が必要なのです。